めっきり自分でアプリをリリースすることが少なくなりましたが、久しぶりにAndroidアプリをリリースしました。
耳の遠い方との会話ツール Bluetooth Hearing Board (Android OS9以上)
更新情報
- 1台でも表示できる機能を追加しました
- 翻訳機能を追加しました
- 音声入力機能を追加しました
こんな人には便利かも?
親の耳が遠くなり、聞いてもらおうとすればするほど、他人が見たら喧嘩してるのかというぐらい大きな声になってしまいました。
思いつくままにホワイトボードを使いはじめましたが、話好きな親がどんどん質問してくると、たまったものではありません。消すだけで一苦労。
そこでパソコンを使って文字をみせてましたが、旅行先などインターネットが使えなかったり、食事スペースにPCをおけないとこではどうしようもありませんでした。
そこでGoogle StoreでBluetoothを使ったチャットがないかと探してみたのですが、いまいちぴったりなアプリがなく。文字で会話することに特化したものが探せませんでした。
それならということで、今回自作してみました。
2台でも、1台だけでもご利用可能です。
またプラスの機能として、医療や介護現場でも使えないかなと思い、Bluetoothで2台接続しなくても、1台でも動作するモードを追加しました。
最新のバージョンでは、音声入力、翻訳機能も追加いたしました。
使い方 その① 2台をBluetoothで接続して会話モード
2台のスマホをBluetoothを使って接続して表示する方法です。ご家庭での一家だんらんのときに、1台のタブレット(スマホ)を耳の遠い人の前において、もう1台のスマホで入力するイメージの使い方です。
Bluetooth接続といっても使い方はいたってシンプルです。
設定アプリからスマホ(もしくはタブレット)同士をペアリングします。ペアリング済みであれば何もしなくて大丈夫です。
ペアリングはお互いのスマホの接続の許可をだすことにあたります。(そうでないと世の中の色々なスマホが繋がってしまいます)
①ペアリング
利用可能なデバイスからデバイスを選択してペアリングしてください。基本的にはスマホの機種名が表示されると思います。
Bluetooth接続
2台をBluetooth接続します。
どちらかをサーバとして入力画面を開きます
もうひとつのスマホをクライアントとして、テキストを表示したいスマホに接続します。
接続したあとはテキストを入力して書き込むだけです。
もういっぽうのスマホにテキストが表示されます。
もちろん音声入力も可能です。マイクのボタンを押して話し、マイクのボタンを再度押すことで音声入力が停止できます。(インターネットがないと精度が落ちるようです。)
使い方 その② 1台で利用
スマホ1台で使う方法です。医療現場や介護現場など場所のないところで、テキストを大きく表示してスマホを見せて使いたいときに便利です。
Bluetooth接続なし1台でも使えます
音声入力(インターネットがないと精度が落ちます)で入れられるので、スマホ1台だけでもすぐに使えます。
表示された文字を相手にみせてください
音声入力機能
マイクをONにして話し、再度マイクボタンでオフにすることで、音声入力が利用できます。
インターネットを使う場合とオフラインでは動作、精度が変わります。ご了承ください。
翻訳機能
日本に滞在する外国のかた上位の言語に対応しました。
利用するには言語設定で、言語をダウンロードする必要があります。1つで30Mバイト、最大で350MB利用します。通信制限がある場合はWifi接続環境でダウンロードしてください。
入力言語と、翻訳したい言語の2言語が最低限必要です。
使う場合は翻訳ボタンを押して言語設定をしてください。
最初に自分が入力に使う言語を設定します。
つぎに翻訳したい言語を設定します。
最後に
探したら良いものがあるのかもしれませんが、探せなかったのでつくってみました。
同じような方がいらっしゃいましたらぜひ使ってみてください。そして改善要望などいただけますと幸いです。
あ、大変すみません。
娘が広告いれたほうがいいよ!と助言をくれたので入っています。
どこで覚えてくるのでしょう(笑)
耳の遠い方との会話ツール Bluetooth Hearing Board